4月14日水曜日、コロナにより延期していた「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を、防衛省省議室にて開催しました。
4月14日水曜日、コロナにより延期していた「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を、防衛省省議室にて開催しました。
いつもはお昼休憩を活用しての開催なんやけど、まん延防止措置が発令されているため、お弁当の配布を中止し、昼食時間に重ならないようにして開催させていただきました。
今回は講演会ではなく、安藤美紀さん(ニックネーム ミキティ)が設立された「みきまる座」の手話劇「桃と桜」の上演です。
安藤美紀さんと長男一成くんとの、親子共演…二人芝居です。
防衛省省議室で演劇が上演されるのも初めてなら、聴導犬が門をくぐったのも初めて!!
初めてづくしのチャレンジです。
障害者差別が当たり前のように行われていた50年前に「聞こえない(聴覚障害の)娘 美紀さん」を産み、差別されないようにと、手話ではなく「口話法(口の形で相手の言葉を読み取る方法)」を美紀さんに「鬼!」と言わしめるほど厳しく覚えさせ、毅然と育て上げた母千鶴子さんを主人公にした手話劇です。
約30名の参加者の皆さんは、差別を受けないためとはいえ、子どもにそこまで厳しくせざるを得なかった「時代」に思いを馳せながら、時には涙ぐみながら観て下さいました。
ミキティ(美紀さん)が、母への万感の思いをこめて演じる姿は、まさに鬼気迫るものがあり、全国各地から上演の招きがありますが、コロナでこの一年間、上演が殆ど出来なかったことから、一人でも多くの方に観て戴きたいと願い、次官プロジェクトで上演をお願いしたという経緯です。
これからも、ミキティと「みきまる座」の皆さんの活躍を祈りつつ、コロナよ早く去れ!!!と願いながら防衛省を後にした、ナミねぇです。
<by ナミねぇ>
ナミねぇご挨拶(出演者一同)
島田和久防衛事務次官ご挨拶
防衛省玄関にて記念撮影
安藤美紀さん制作・出演の手話劇「桃と桜」終盤10分間の映像とナミねぇとのトーク