2024年9月12日のトピックス

9月11日水曜日、日清製粉(神戸)東灘加工技術センターにおける、西川功晃シェフを講師にお迎えしての「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC講習会)」が、無事終了しました。
当日のビデオを公開しますのでぜひご覧ください!!

2024年9月12日

神戸スウィーツ・コンソーシアム「チャレンジド・プログラムVol.17 in 神戸」
ユーチューブLIVE放映サイト

当日のビデオ映像を編集して公開しています

9月11日水曜日、日清製粉(神戸)東灘加工技術センターにおける、西川功晃シェフを講師にお迎えしての「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC講習会)」が、無事終了しました。

4時間以上にわたる長丁場のうえ、とても難易度の高い講習内容やったけど、全てのチャレンジド受講生が、最後まで緊張感を持って、キラキラ光る眼差しで学び終えました。

いつもなら、講習会の最後は「お楽しみの試食会」なんやけど、昨日はすでに5時を過ぎてしまったので、それぞれが製作したパンを持ち帰って、感想や質問を、改めてプロップ・ステーションに寄せていただく、ということで、記念撮影をした後、解散となりました。

パン業界の風雲児と言われた西川功晃シェフも、今や「神戸北野 サマーシュ」のオーナーシェフとして、NHKはじめ様々な番組への出演、世界各国のパン職人たちとのコラボレーションなど大活躍をしておられ、超多忙の中、KSCにボランタリーに講師としてご出演下さったことに、感謝でいっぱいです!!!

京都から、サポートに駆け付けて下さった野沢シェフにも、心から感謝いたします!!!

講師のみなさん、受講生の皆さん、日清製粉の皆さん、そしてプロップ・ステーションのスタッフの皆さん、本当にお疲れさま&ありがとうございました!!!

講習会、佳境に入っています!!!

西川シェフが、プロの秘伝の技を惜しげなく伝授下さるので、受講生の皆さんは真剣な眼差しで聴き入っています(^_^)。

エコール神戸の岡本代表も、受講生たちの学ぶ姿に、目を細めておられます(^_^)!!

神戸スウィーツ・コンソーシアム、神戸会場における17年目の講習会、始まりました(^_^)!!

京都から、野沢シェフもサポートに駆け付けて下さいました!!

<by ナミねぇ>

チャレンジド・プログラムVol.17」講習プログラム(神戸会場)

日時:2024年9月11日水曜日 13:00~16:00
内容:開講式と講習会
講師:西川功晃シェフ(神戸「サ・マーシュ」オーナーシェフ)
課題:米粉(こ)と全粒粉のソフトハード、クリームあんぱん、プチパン、
    さつまいもとホワイトチョコのリュスティック
☆レシピはこちらからPDFでダウンロードいただけます。
 https://www.prop.or.jp/ksc/recipe_20240911.pdf
会場:日清製粉株式会社小網町加工技術センター(東京都中央区)

<西川功晃シェフのご紹介>

1963年生まれ。広島アンデルセンパン部門を経て青山アンデルセンの菓子部門へ。その後オーボンヴュータン、ドゥース・フランス銀座店、ビゴの店芦屋店、ベーカリー パン・ランドなどに勤務の後フランス遊学。1996年ブランジェリーコムシノワをオープン。1999年ブランジェリーコムシノワ・アンド・オネストカフェをオープン。2010年9月に満を持して神戸北野に自店「サ・マーシュ」をオープンし現在に至る。新しい料理パンの世界、パンの教科書、バラエティパンの教科書、みんなのパン!(いずれも旭屋出版)などの著書がある。

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)

主催:社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社
後援:総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、兵庫県、神戸市、日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会(昨年度実績)
協賛企業:株式会社ADEKA、石川株式会社、オリエンタル酵母工業株式会社、正栄食品工業株式会社、月島食品工業株式会社、フクシマガリレイ株式会社、丸紅株式会社、DM三井製糖株式会社ほか(順不同・敬称略)
公式サイト:
 http://www.kobesweets.org/

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)について

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)は社会福祉法人プロップ・ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催により、多数の企業と行政のご協力を頂き、「スウィーツの世界で活躍するチャレンジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて、2008年6月に発足しました。

KSCの開催する「チャレンジド・プログラム」では、超一流プロのパティシエやブーランジェを講師に迎え、その技術を教授する講習会を実施しています。プログラムでは、各地の作業所や施設でお菓子作りに従事する精神・知的障がいのチャレンジドを対象として、スキルを上げて生産性・報酬を上げたい、スウィーツの世界で就労したい(独立・開業)、製造販売業に携わりたいといった人たちに、超一流プロのレシピと技を直接指導します。修了生の中には、すでにKSCで学んだスウィーツを作業所単位で製品化している人たちもいます。

新型コロナウィルス禍により社会活動が大幅に制限されて来たなか、KSCはウィズ・コロナの時代に対応したじゅうぶんな感染防止対策を講じることで、無事開催を継続させていただいております。

2024年度、第17回を迎えるチャレンジド・プログラムは、長く続いたコロナ禍を乗り越えて、コロナ以前に実施していた日清製粉加工技術センターを会場とした、より多くの作業所、施設の参加による開催となります。統括講師にフランス菓子ノリエットの永井紀之シェフ、そして神戸サマーシュの西川功晃シェフを講師にお迎えし、神戸、東京、金沢で実施されます。

今回は能登半島地震の復興支援を目的として金沢でも開催させていただきます。KSCではこれまでも東日本大震災(仙台会場)、熊本地震(熊本会場)などの際に復興支援の一助となるよう開催を続けさせていただいております。金沢での開催は2024年10月を予定しています。

神戸スウィーツ・コンソーシアムはチャレンジドのパティシエ養成を通じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会」の実現をめざして活動してまいります。みなさまにはどうか神戸スウィーツ・コンソーシアムの活動を力強くバックアップしてくださいますことを心よりお願い申し上げます。


社会福祉法人プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ