2025年1月17日のトピックス

2025年1月17日は、阪神淡路大震災の発災から30年の、大きな節目となる日です。

2025年1月17日

2025年1月17日は、阪神淡路大震災の発災から30年の、大きな節目となる日です。

神戸市東灘区の我が家が焼失したこの日から、はや30年が経つのが信じられないほど、私の中であの日の記憶は鮮明です。

☆写真は焼失した自宅

震災列島とも言うべき日本では、この30年に多くの災害が各地で起こり、とりわけ昨年のお正月に起きた能登半島の震災では、その後の豪雨による被害の拡大もあり、多くの方々が復旧と復興に向けて、いまも努力を続けておられます。

どれだけの日々を重ねても、被災体験を経た者の心から、その記憶が消えることはありません。

まして、愛する人を失った人たちの辛さは、薄れることにも、恐ろしいほどの時間が必要であろうと思います。

だからこそ、災害を体験した人も、しなかった人も、日本の国土に住む者たち皆が、自分ごととして、想いと備えを共有しなければと、30年の時を経た今、改めて思います。

ところで、私事ですが、今私は、憩室炎という腸の病気の再発で入院中です。

抗生剤の点滴を受けながら、来月初旬の手術をベッド上で待っている状態です。

神戸医療福祉センター「ひだまり」で暮らす、来月52歳になる重症児の娘マキ(麻紀)も「コロナの無症状陽性」という診断を受け、「だけど元気にしていますから安心してね」と、看護師さんからご連絡をいただいたものの、会いに行けない状態なので、心配が募ります。

でも、そんな状況も「生きていればこそ乗り越えて行けるんや!!」と、ベッドの上で、自分自身に言い聞かせています。

阪神淡路大震災から30年の今、改めて、生きていること、生かされていることに、深い感謝を感じずにいられない、私です。

<by ナミねぇ>