2021年3月19日のトピックス

「国立病院機構兵庫あおの病院」に入院させて戴いてる娘麻紀(マキ)の「療養介護医療受給者証」更新手続きのため、区役所に行きました。

「国立病院機構兵庫あおの病院」に入院させて戴いてる娘麻紀(マキ)の「療養介護医療受給者証」更新手続きのため、区役所に行きました。

いつもながら、とても丁寧に温かく対応いただきました。

麻紀は、身体障害手帳1級と療育手帳A判定所持の、いわゆる「重症心身障害者」として、多くの皆さんの支えで日常生活を送らせていただいており、おかんナミねぇは、感謝でいっぱいです。

昨年来のコロナで、一年間、面会も帰省外泊も禁じられ淋しくてたまらないけど、「護られていることの有り難さ」を、改めて感じています。

それにしても、身体障害者手帳は1歳の、療育手帳は19歳の時のマキの写真が貼ってあり、その愛らしさ(おかんナミねぇ評)に胸キュン!となりながら、一日も早くコロナが終息し、面会が叶うことを切に切に願ってやまないナミねぇです。
緊急事態宣言、21日に、ホンマに解除されるんかなぁ・・・!?

<by ナミねぇ>

2021年3月11日のトピックス

阪神淡路大震災の被災経験を胸に、突き動かされるように、東日本大震災の翌年(2012/3)被災地を訪問させていただきました。その時の記録です。ご一緒に、読んでいただけたら幸いです。m(_ _)m

3.11 東日本大震災・大津波 から1年。被災地を訪れて決意したこと

2012年3月11日

東日本大震災・大津波の被災地を、訪れました。

私の自宅が焼失した17年前の阪神淡路大震災、その何倍もの被害に遭われた東日本を自分の目と心で感じ、そして自分にできることを実行して行かねば・・・、との想いにかられ、2日間だけやったけど、被災地を訪問させていただきました。

<by ナミねぇ>

※すべての画像はクリックいただくと大きな画面でご覧いただけます。

◇          ◇          ◇

3月3日(土)仙台を発って最初に訪ねたのは日本三景の一つとして名高い松島。海岸沿いのホテルや商店などは津波の被害に遭いながらも、2ヶ月後には営業を再開し、今では以前の賑わいを取り戻しつつあります。

お食事をしたレストランの店員さんのお話しでは「松島湾の島々が津波の勢いを弱めてくれた」そうです。


営業再開したレストランから松島湾を見渡す。眼下には伊達政宗により建立された五大堂が。

松島だけでなく、観光を産業にしておられた地域には、一人でも多くの方々に訪れてもらいたい・・・、それが復興につながってゆくと思いながら、美味しい海鮮丼に舌鼓をうちました。


店員さんお勧めの海鮮丼。とても美味しかったです!


雪の残る、五大堂


松島が観光客で賑わっていたのが、嬉しかったです

松島観光協会のサイト 

 

松島を後に、東松島に向かいます。松島の賑わいから一転、荒涼とした風景が、目に飛び込みました。


航空自衛隊松島基地。
津波の冠水のため基地機能が喪失しましたが、いち早く復旧し救援物資の輸送拠点となりました。

航空自衛隊松島基地のサイト 

東松島市は津波の直撃により死者1,000人以上、市内全住宅の3分の2を超える約11,000棟が全半壊したとのこと。


津波の被害にあった住宅。東松島市にて。


津波の被害にあった住宅。東松島市にて。

 

続いて、やはり甚大な被害にあった石巻市へ向かいました。石巻市は地震に伴う津波で壊滅的な被害を受け、死者・行方不明者数は3837人(2012年2月20日現在)と宮城県最大規模に。


石巻市内、旧北上川河口の中州にある自由の女神像も痛ましい姿に。左奥に石ノ森萬画館が見える。

宮城県出身の漫画家、石ノ森章太郎さんの原画などを展示する「石ノ森萬画館」を訪ねました。宇宙船をイメージした萬画館の建物は一階部分が完全に水没しましたが、早期再開に向け頑張っておられるとのこと。一日も早い再開をお祈りします!


石ノ森萬画館にて。


石ノ森萬画館にて。画面に入りきれない高さの窓に「津波到達地点」と書かれていました。


石ノ森萬画館にて。

自称「手塚治虫さんの弟子」として、漫画文化を心から愛して止まない私(子どもの頃、手塚さんが始めた通信制の漫画大学「第1期生」やったんです)としては、なんとしてもこの石ノ森萬画館が再建され、国内外のファンたちが訪れる日を願わずにいられません。

石ノ森萬画館のサイト 

次にお訪ねしたのは、災害拠点病院として震災で受けた甚大な被害のなか地域医療を一手に引き受けることとなった石巻赤十字病院です。


石巻赤十字病院

企画調整課長の阿部雅昭さんに「野戦病院のようであった」という、当時のお話をおうかがいしました。


阿部さんにお話をうかがう。

阿部さんから、「なぜ赤十字病院が、素早く災害対応ができたのか」ということを多くの資料をもとにお話しを聴かせていただきました。

石巻市内の拠点病院として唯一津波被害に遭わなかったから、というだけでなくそこには、大災害を想定した、スタッフ全員による綿密な日頃の取り組みがあったということを知り、心から感銘を受けました。


阿部さんと。

石巻赤十字病院のサイト 

阿部さんのご紹介で、ご自身のお店が津波に流され、今は石巻郊外で板長として活躍されている友人の居るお店「つる屋」で、お食事をご一緒しました。


心のこもったお料理の数々をよばれ、阿部さん、板長さんと固い握手を交わして、その夜の宿へ、向かいました。

◇          ◇          ◇

<翌日>

3月4日、南三陸町に向かいました。リアス式海岸の風光明媚な土地ですが、この地形の特性から津波の甚大な被害にあった場所です。

町に近づいたところで悲しい光景が目前に。


津波の被害にあった自動車が山間に保管されていました。


「南三陸町被災自動車保管場所」という、立て看板が・・・

嬉しい光景も目にすることが出来ました。仮設ながら「復興商店街」がオープンしていたのです!


南三陸さんさん商店街


たくさんのお客さんで賑わっています!


力強くたなびく「福興名店街」ののぼり。

雪の中でも大盛況! 南三陸に名店街オープン(産経新聞より) 

力強く「福興名店街」ののぼりがたなびき、大勢のお客さんで賑わっていました。ナミねぇも、少しでも売り上げに協力・・・とばかりに、商店街に入って行き、メチャ美味しそうな「味付けし、スライスした鮮魚を真空パックしたお土産」を購入。980円なり。ホテルに戻って食べたけど、おかずとしても、おつまみとしても最高!!という美味しさでした。


南三陸さんさん商店街にて

印象的やったのは、お土産に「あの南三陸に行ってきました」と書かれたシールが、貼ってあったこと。一人でも多くの人に、南三陸に来て欲しい、そして色んなもん買うて帰って欲しい、それが復興への一歩や!という、たくましく、真っ当な商人魂を感じました。

復興に必要なのは「哀れみ」ではなく、被災された人たちの誇りを失わせることの無い「支援」なんやと、私は思います。「働ける場所」「仕事のできる自分」を取り戻していただけるように公的予算や義援金が使われることを、願わずにいられません。

南三陸の街に入りました。


町に入り目の前に広がるのは、基礎部分だけを残し建物をすべて失った街並みでした。


南三陸町の中心部を流れる八幡川には、今も氾濫の恐れから土嚢が。


防災対策庁舎(手前)と公立志津川病院(左手奥)

東北地方太平洋沖地震により発生した津波の状況写真(南三陸町ホームページより) 

証言3・11:東日本大震災 防災庁舎、骨だけに--宮城・南三陸(毎日新聞) 

大津波に飲み込まれた防災対策庁舎には祭壇が設けられ、たくさんの花が供えられていました。


南三陸町防災対策庁舎跡に佇む・・・

津波が迫っていることを町民に告げる遠藤未希さんの声が、今も聞こえるようでした。


公立志津川病院

証言/75人死亡・不明 公立志津川病院/動けぬ患者、迫り来る水(河北新報より) 


高台の志津川小学校から街を見つめる


海側から町を見渡す


津波の直撃を受けた海岸の建物


津波で破壊された防潮堤


それでも今は、鎮まった海で、幾艘かの船が漁を再開していました。


建物の上に打ち上げられた車


JR気仙沼線は津波により寸断されたままです

 

つづいて、岩手県に入り陸前高田市を訪ねました。

約7万本もの松林が広がる高田松原は年間100万人以上が訪れる観光名所として有名で、また防潮林として過去には津波被害も防いできました。しかし今回の東日本大震災の津波によりほぼ全ての松がなぎ倒されてしまいました。そして奇跡的に残った1本の松が、「希望の一本松」と呼ばれ復興のシンボルとして保存されています。


高田松原跡と「希望の一本松」

高田松原(ウィキペディアのサイト) 

一本松の根本に「一本松の願い」と書かれた立て札がありました。「変わった形で蘇ります」という言葉に松原を誇りにしてきた方々の、熱い思いを感じました


「一本松の願い」の立て札


松原の松の無残な姿

松たちは無残な姿になっていましたが・・・報道で、この松から素晴らしい音色のヴァイオリンを造った方が居るということを知り、改めて一人一人が、自分にできる復興への行動を起こすことが必要やと強く感じました。


希望の一本松のように、スックと立っていたい・・・と思う

 

宮城県に戻り気仙沼をお訪ねしました。自らも甚大な津波の被害にあいながら、地元の復興に取り組む気仙沼市階上地区にある地福寺ご住職の片山秀光さんにお目にかかりました。

地福寺さんはナミねぇの父方の宗派と同じ臨済宗妙心寺派のお寺です。


地福寺にて


震災直後の写真


片山秀光和尚と。

和尚は高名なドラマーバイソン片山さんのお兄様という「音楽つながり」もあり、私の来訪を心から歓迎して下さいました。

「大津波が無かった阪神淡路大震災に比べ、何倍もの被害の大きさに胸が詰まって、言葉もありません。本当に恐ろしいです」という私に大きく頷き返されました。

地福寺住職 片山秀光さんのサイト 

和尚様の案内で周辺地域を訪ねました。


右手の建物は被災した高校ですが、生徒さんは寺まで避難し全員無事だったとのことでした。


手付かずで残された漁船。


フジテレビの取材を受ける和尚。

この日は、3.11から間もなく1年ということで、東京のフジテレビから、和尚様の取材が入っており、私も取材クルーとともに、和尚が案内される被災状況の一つ一つを聴くことができました。

地福寺の周辺は、旧家の豪邸が海辺に建ち並んでいたそうですが、ことごとく流されてしまい、一家8人が津波に呑まれて帰らぬ人になり市外の学校に行っていたお嬢さんだけが生き残った、という家族もあると悲痛な声で話されました。


今はとても静かで、日本画を見るように美しい海と松林。


津波により残された汽水域に夕日が・・・


地福寺の境内に設けられた「いのりの広場」には、津波で流された鐘が置かれていました。

◇          ◇          ◇

仙台に戻り、来年度「神戸スウィーツ・コンソーシアム in 仙台」にご協力下さる「共生福祉会 仙台ワークキャンパス」をお訪ねしました。

来年度の「神戸スウィーツ・コンソーシアム in 仙台」は、震災復興支援として、被災地の作業所に所属するチャレンジドの皆さんを対象に開催することから、地元の中心的な福祉施設として、被災された作業所支援活動に取り組まれているワークキャンパスをお訪ねしました。

津波で施設が流され、ワークキャンパスの敷地内に仮設住宅を建て、活動を再開されている作業所もあるそうで、所長の市川義直さんから「プロップと日清製粉の被災地支援プロジェクトに期待しています!」とお聞きして、心を込めてプロジェクトの推進にあたらねば・・・と決意を新たにしました。


仙台ワークキャンパスさんにて。左から古田圭主任、市川義直所長、ナミねぇ、遠藤正明部長。

仙台ワークキャンパスのサイト 

こうして、わずか2日間ではありましたが、1年の時が経ってなお、大震災・大津波の甚大な被害から、殆ど立ち直ることのできない状況の過酷さと、失われたものの余りの多さに、胸がかきむしられるような思いの旅でした。

現実の、あまりの重さに打ちのめされるような日々が続き、ご報告をまとめることがなかなか出来ませんでしたが、この日曜日に「3.11発災から1年目。追悼チャリティライブ」を大阪で開催し、ご参加下さった皆さんに、現地の写真を見ていただきながら、私の唄とお話しを聴いていただいたことで、「私が打ちのめされてて、どうするんや!!」と、気付きました。

17年前の被災から、家族や地域の人たちと、チカラを合わせて再起してきた経験。

プロップ・ステーションの「ユニバーサル社会の実現」に向かう活動経験。娘マキや「わらべ返り」してる母から得た、たくさんのこと。そして、音楽で「表現する」こと「伝える」こと・・・・いっぱいいっぱい、自分にできることがある、と自覚し、自省しました。

まずは、今年6月から開講する「神戸スウィーツ・コンソーシアム in仙台」を、ガムバラねば!!

被災されたチャレンジドたちが、美味しいスウィーツで、周りの人に元気を届ける使者になれるよう支援者の皆さんとともに、しっかりサポートしたいと思います。

ナミねぇの歌声も、被災地の方々に届けたいな・・・

思えば「人はみな、チャレンジド」やから、支え合って歩んで行きたい。

そう、あらためて決意した、1年目の、3.11 でした。

2021年3月4日のトピックス

社会福祉法人プロップ・ステーションと日清製粉株式会社が共催する「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)が、第6回ACAP消費者志向活動表彰にて「消費者志向活動章」を受章!

日清製粉株式会社のプレスリリースより転載させていただきました。

日清製粉共催「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」が
第6回 ACAP 消費者志向活動表彰にて「消費者志向活動章」を受章

日清製粉グループの日清製粉株式会社(社長:山田 貴夫)が、社会福祉法人プロップ・ステーションと共催している「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」は、公益社団法人消費者関連専門家会議(以下、ACAP)(※)の主催する第6回2020年ACAP消費者志向活動表彰にて「消費者志向活動章」を受章しました。

(※)企業や団体の消費者関連部門の責任者・担当者で構成する組織として、1980年の設立以来、企業の消費者志向経営の推進、消費者啓発、消費者・行政・企業のかけ橋としての各種研修、調査、交流活動等幅広い活動を行っています。

■「消費者志向活動章」について
ACAPが2015年に創設した「ACAP消費者志向活動表彰」制度は、消費者志向経営を推進・支援する観点から称賛に値する企業や団体等が行う活動に、「消費者志向活動章」を授与するものです。

この度、「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」による「パティシエを目指すチャレンジド(※)を支援する活動」が「消費者志向活動章」を受章しました。

なお、表彰式は2月25日(木)にアルカディア市ヶ谷(東京都)にて行われました。

(※)挑戦する使命を与えられた人。米国などで障がい者に対する新しい呼称として用いられる。

詳細は下記ACAP消費者志向活動表彰のWebサイトをご参照ください。
 https://www.acap.or.jp/activity/consumer-oriented-management/acapsho/ 

■「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」について

「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」は、「洋菓子発祥の街と言われる神戸からチャレンジドのパティシエを育てよう」と企画された、日本で初めての試みです。日清製粉はチャレンジドの就労の促進や雇用の創出を目指す社会福祉法人プロップ・ステーションの活動に共感し、2008年度の第1回よりこの活動を共催しています。本プロジェクトは、全国で将来パティシエとして働きたいと望むチャレンジドの方に、菓子づくりの技術だけではなく、販売につながる知識を学ぶ場も提供し、チャレンジドの自立を支援しています。これまで延べ224名が受講・修了しており、修了生が講習会で学んだスウィーツが商品化された事例もあります。今後も、本活動を通じて、一人一人が持てる力を発揮し、活動できるユニバーサル社会の実現に貢献していきます。

以上

この件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社日清製粉グループ本社 総務本部 広報部 担当:神田・塩谷
電話:03-5282-6650 (お問合せフォームは こちら 

画像をクリックでPDFファイルにてご覧いただけます。


2021年2月22日のトピックス

3月~5月に開催する「チャレンシド(障害のある人)やシニア(高齢の方)を対象とするパソコンセミナー」の受講生を募集中です!!

社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸オフィス)では、3月~5月に開催する「チャレンシド(障害のある人)やシニア(高齢の方)を対象とするパソコンセミナー」の受講生を募集中です。

お問合せ、お申し込みはコチラから!!

パソコンセミナーのご案内
 https://www.prop.or.jp/challenged/seminar/

<by ナミねぇ>

パソコンセミナーのご案内

セミナー受講生募集                セミナー風景

プロップ・ステーションでは、チャレンジドやシニアをはじめ、ITスキルを高めて就労チャンスを得たいと願っている方々を対象にパソコンセミナーを東京と神戸で開催しています。

講座内容は、パソコンの基礎、応用からワードやエクセルなど、業務での活用を想定した講座。またコンピューターグラフィックスなど、デザイン分野の技術習得を目指す方向けの講座まで各種幅広いメニューをご用意しています。教室は、バリアフリーに対応しており、車椅子用トイレもビル内にありますのでご障がいをお持ちの方でも安心して受講いただけます。

■各講座のお問い合わせ・お申込みはTELまたはFAX・E-mailでプロップ・ステーションまで開講科目

2021年2月2日のトピックス

2021年2月2日、今日は娘麻紀(マキ)の48歳の誕生日です。

コロナ禍による緊急事態宣言の続発で、昨春から面会も帰省外泊も禁じられ、とてもとても淋しい「おかんナミねぇ」なんやけど、青野原病院の重症棟で、温かい看護を受けて過ごさせて戴いてることに、感謝でいっぱいです!

48年って、すご~く長い年月なのに、つい昨日マキを授かったような気もする、不思議な年月です。

その年月分、ナミねぇも年をとってるんやけど、なぜかそんな気がせぇへんのは、マキがベイビィタイプで「ナミねぇのように不良娘の親不孝」しないのと、悠久の時を生きるマキと一緒に、私もゆっくり生きられるから。

 「人を愛すること」の意味を教えてくれたマキに、今年も心から「ありがとう!!」と言える、今日という日に、改めて感謝を捧げます。

<by ナミねぇ>

2021年1月28日のトピックス

「令和の日本型学校教育」の答申が発表されました。

1月26日、ナミねぇも委員の一人として参画する、文部科学省中央教育審議会総会にて「令和の日本型学校教育」の答申が発表されました。

詳細は以下の通りです。ぜひご覧ください。

<by ナミねぇ>

以下は文科省のサイトから引用させていただきました。
文科省の本文は こちら  です。

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)(中教審第228号)

令和3年1月26日 中央教育審議会

中央教育審議会では,令和3年1月26日の第127回総会において「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」を取りまとめました。

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)【概要】 (PDF:2.1MB) PDF

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)【本文】 (PDF:3.2MB) PDF

※以下【概要】の抜粋、画像をクリックで大きな画像が見れます。PDFは上記から。

2021年1月21日のチャレンジドニュース

国会審議のインターネット中継で聴覚障害者向けに手話通訳を導入。

 

松森果林ちゃんからの情報です!!

私も、国会中継をたのしみに拝見します!!

<by ナミねぇ>

参議院インターネット審議中継
 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php 

※以下は松森果林さんのfacebookより引用させていただきました。

ついに本日。

手話通訳は国会審議のインターネット中継のほうで参議院15:40~みられるとのことです。

<参院、通常国会から手話通訳 ブース設置>

※日経.comより引用

参院は15日、国会審議のインターネット中継で聴覚障害者向けに手話通訳を導入するにあたり、新たに設けた手話通訳士用のブースを報道陣に公開した。18日の菅義偉首相の施政方針演説など政府4演説から映像中継を始める。

映像は参院のホームページから閲覧できる。

2020年11月の参院本会議では、自民党の今井絵理子参院議員が手話を交えて質問した。新型コロナウイルスの影響でマスク着用を実施しており、口の動きが読めない聴覚障害者を考慮した。

バリアフリー化の一環として参院本会議場内にスロープも設置した。車椅子を利用する議員が登壇しやすくするための措置で、通常国会から使用する。

関連リンク

参議院インターネット審議中継
 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php 

日経新聞元記事
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE159GQ0V10C21A1000000 

2021年1月19日のトピックス

関西大学客員教授として関大千里キャンパスで講演した時の映像を、YouTubeで公開させていただきました。

昨年12月23日、関西大学客員教授として、関大千里キャンパスで講演した時の映像をYouTubeで公開させていただきました。

約一時間の講演で、チャレンジドの就労を促進するドローンやパソコン講習会、霞ヶ関行脚、ビル・ゲイツさんからの支援と交流、ヴォーカリストとしてのライブ活動…そして、ナミねぇを「ナミねぇに育ててくれた」娘や両親のこと等々、学生の皆さんに伝えたいことを、心を込めてお話ししました。

ビデオは前編の講演部分と後半のトーク部分の二つに分かれています。お時間があればどちらもぜひご視聴下さい。(^^)/

<by ナミねぇ>


<ナミねぇの講演>

関西大学のYouTubeサイトより引用させていただきました。

ナミねぇの講演(2020.12.23)前編
2020年12月23日(水)に、経済学部客員教授・竹中ナミ先生による講演会「チャレンジドとともに、社会を変えよう」が関西大学千里山キャンパスで開催されました。前編の講演部分(約60分)です。

 

ナミねぇの講演(2020.12.23)後編
2020年12月23日(水)に、経済学部客員教授・竹中ナミ先生による講演会「チャレンジドとともに、社会を変えよう」が関西大学千里山キャンパスで開催されました。後編のトーク部分(約30分)です。

2021年1月17日のトピックス

阪神淡路大震災から26年

1995年1月17日は、毎年書かせていただいてるように、神戸市東灘区に在るナミねぇの実家が全焼した日です。


全焼した実家

豊かとはいえない暮らしの中で、力を合わせて自宅を購入した両親にとって、震災と自宅焼失は想像を超えるショックやったと思うけど、その両親も今は鬼籍に入り、三人の子ども(ナミねぇと二人の弟)は、両親が必死で再建した自宅を拠点に、米国で、日本各地で活動しています。

子どもたちに「たくましく生きる」ことを教えてくれた両親に改めて感謝を捧げたいと思います。

そして今日~2021年1月17日は、震災から26年。「震災の日に生まれた赤ちゃんは、もう26歳なんやなぁ!」との感慨から、自分自身が26歳だった頃を思い出しました。

やんちゃな長男ヒロアキが4歳、重度の脳障害を持って授かった長女マキが1歳で、ナミねぇは片腕にマキを抱っこし、もう一方の手に「おしめと哺乳瓶を詰め込んだ大きな袋」を抱えて、病院周りをしてました。

今年26歳になった多くの方々に、その人の数だけの日常があり、その中に自身が障害を持つ方、ご家族の方もたくさんおられると思います。 もしかしたら、障害をネガティブなことと思われる方が多いかもしれへんけど、私にとってマキを授かったことは「自分を変えることの出来る最大のパワーを得た」という感覚が与えられた出来事でした。

ナミねぇは、どうしようもない不良娘で、両親にそれはそれは苦労をかけたんやけど、それは私自身が自分の意志でやってたこと。 でもマキの障害は、マキには全く責任が無いからです。 いわば「道を外れて生きてきた私に、普通の道を歩まない娘が授かった」ことで、真に「社会常識から外れた生き方が許される母子になった」という、実に不遜なパワーが与えられた…と思ったところが、不良娘ならではやったんでしょうね(笑)

いずれにしても、マキから与えられたたくさんの出来事の結果が、26歳から46年後の、現在のナミねぇです。 今日まで、見守り、支えてくださった多くの方々に改めて感謝を捧げます。

そして、コロナのせいで昨年から全く面会も帰省外泊もできてないけど、愛しくてたまらない「恩師」マキに、最大の感謝を捧げます。

コロナ、早く終息せえよ~!!!!

<by ナミねぇ>

2021年1月14日のトピックス

文科省中教審「中央教育審議会初等中等教育分科会&新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」の合同会議がオンラインで開催されました。

今日1月14日、文科省中教審「中央教育審議会初等中等教育分科会&新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」の合同会議がオンラインで開催されました。

令和3年度からの「知・徳・体」三位一体となった教育についての答申をまとめるため、今年度最後の、Web上での意見交換です。

とりわけ「ICTを駆使した学習」では、来年度から小中という義務教育機関の95%で「デジタル教科書」が導入されることになるなど、本格的な「ICT教育時代」に突入。

特別支援教育においても「障害のある人が(ICTを駆使して)在宅就労など新たな職域に対応できるように」と、まさにプロップ・ステーションが30年間に渡って取り組んできた「チャレンジドの在宅ワーク」が、ICT時代の新しい働き方として提示されるなど、「日本の教育における歴史の変遷」を、しみじみと実感しました。

コロナのために、多くの教育機関が在宅学習を余儀なくされた今年度ならではの「教育の根幹を考え直す」という想いを共有しての、意義深い会議でした。

<by ナミねぇ>