2025年4月23日のチャレンジドニュース

果林ちゃんの、万博リポート(後編)です。

2025年4月23日

果林ちゃんの、万博リポート(後編)です。

果林ちゃん、渾身のリポート、ホンマにありがとうございます.

皆さん、ぜひ読んで下さいね!!

<by ナミねぇ>

大阪・関西万博初日のUD・アクセシビリティレポ<後編>

松森果林さんのfacebookより引用させていただきました。

万博と言えば世界各国の食も楽しみです。
ミャクミャク堪能しつつビールやワインが飲みたい私。

【値段が分からないレストラン】
ランチは北欧館のレストランに決め、
1時間半ほど並びました。
並んでいるときにシナモンロールの試食やコーヒーの試飲ができるのは嬉しい。
並んでる時にメニューも見られるのですが、
文字も写真も小さくて、
肝心な値段は書かれていません。ドキドキ。
建物の外から並び始め、レストランは3階のようです。
建物が大きいので、レストランも広いかと思いきや
ウッドデッキスペースのカフェですごく狭い。

しかも屋外のためパラソルとテーブルのみです。
パラソルがないテーブルはびしょびしょで使えず勿体ない。
だんだん雨足が強くなり、
かといってここまで並んだからやめるわけにもいかず
傘をさしてようやく注文。
サーモンのちらし寿司の様なものを聞いたら4,800円!
全部のメニューの値段を知りたかったのですが
傘をさしながらの注文、後ろには長蛇の列
筆談は時間がかかります。

ひとまず一品2,000~3,000円程度のものとワインを注文。
着席すると次第にパラソルではしのげない雨風となり
パラソルの下で、傘をさしながら食べる斬新なスタイルにw

お料理そのものは彩り美しく映えるのですが
同行者4人分の傘の間から容赦なく雨が降りそそぐので
料理もワインも早く食べないとびしょ濡れです。
私が注文したものは、まったく違うビーツとミートボールの料理が届き
この雨ですから、これでいいわと食べ始めたのですが
しばらくするとスタッフが
「間違えてしまったので、そちらは食べていただき新たにお持ちしました」と
またもや美しい料理と、ワッフルが届きました。
何が何だか分からず、みんなで分け合って雨まみれでしたが
たくさん食べられたからラッキー。笑
貴重なワインも雨水でだいぶ薄まっていたけれど。
屋外のレストランは雨対策が必要ですが、
それ以前にメニューには値段を書いてほしいですね。
(その後、値段が表記されたメニューになったそうです)

後でレシートを見ると、私が注文した最初の料理も
新たな料理も、どちらも私が頼んだものとは全く違う料理だったというオチ。
頼んだものは来ないのに沢山出てくる素敵でカオスなレストラン!
美味しかったので万事OK!
夜はフードコートぽいところへ。
席数も多く、たまたま隅っこの席を見つけたのですがここが最高でした!
ガラス張りなので噴水ショーが見えるし
終わったと思ったら1000基のドローンショー。
美しさのあまりガラスにへばりつく私たち。
ここで注文したサワーは薄くてジュースみたいでしたが、ゆっくりできたし大満足。
コンビニは大行列でした!
おやつなど食べ物は持っていこう。

【字幕と音声ガイドがあるウーマンズパビリオン】
いざ、パビリオンへ!
パビリオンの予約は入園後にすぐにすべし。
アクセシビリティセンターで時間を費やしたため
当日予約はほとんど埋まっており、
夜遅い時間帯ですが、運よく予約がとれたのは「ウーマンズパビリオン」
(音声認識ではピーマンパビリオンと誤認識されて爆笑)
ここはカルティエが手掛ける白いファサードが印象的な建物。
「ともに生き、ともに輝く未来へ」をテーマに
女性たちの体験や視点を通して、
公平で持続可能な未来について考えることができるパビリオンです。

夜も8時を過ぎると寒さと、疲れもピークですが
入ると、まずスタッフが手話で挨拶をしてくれます!
これだけで元気に。
そして、字幕と音声ガイドがあること、体験時間、撮影OKなど
注意事項が書かれたパネルを見せてくれます。
字幕デバイスの使い方も手話で説明をしてくれて
とても気持ちの良い対応!
聞こえるメンバーはイヤホンで音声ガイドを聞き
聞こえないメンバーは多言語から日本語を選んだ字幕で。
実際の映像そのものにも字幕が出るし
手元のデバイスにも字幕が出るし、多言語から選べるし
作家の吉本ばなな氏をはじめ、3人の女性が語る人生ストーリーを
追体験しながら、日本のジェンダーギャップについて考えることができる構成でした。

アクセシビリティやUDの対応に関しては
各パビリオンによって違うのだそうです。
理想は、すべてのパビリオンにおいて
障害のある人もない人も、あらゆる人が楽しめるものであってほしいです。
そのために、多言語の字幕、手話での案内、
音声ガイドも含めた情報保障があることを望みます。
他のパビリオンはどんな対応なのか、一覧表などがあるといいな。

【トイレも面白い!】
会場には8棟のトイレ棟があるとか。
今回雨だったので、全部チェックできなかったのが残念ですが
外観はアートのようで、それぞれ個性的。
男性トイレと女性トイレの他、バリアフリートイレや
オールジェンダートイレもあります。

話題の2億円トイレは、カラフルなプレハブ小屋みたいで
混雑が集中しているところと
がら空きのところとあちこち分散していました。なぜかしら。
手を洗う場所が、水道の蛇口だけで洗面台がないため
足元がびしょびしょになるので要注意。
午後からは、テープが貼られて使用禁止になっていました。(詰まったとか?)

トイレと一緒に、「カームダウン・クールダウンスペース」といって
発達障害や知的障害のある方など
感情のコントロールが難しい時、ストレスを感じているときに
心を落ち着けるための空間は8カ所くらいあるようです。
身体にフィットするビーズクッション、ヨギボーとの
コラボデザインもあったり。
公式MAPの中に「バリアフリーマップ」のほか
「センサリーマップ」もあります。
https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/map/

入口と出口がちがうトイレなども話題になっていますが、
一体どんな仕組みなのか、
防犯面や、性犯罪などから守れるかどうか、そんな視点も含めて
次に行ったときは全部チェックしたいな。

【最後に万博アクセスのために作られた「夢洲駅」】
近未来感のある駅です。
駅自体はかなり広く、改札口までのコンコースには
高さ3m、全長55mの超大型デジタルサイネージ。
ここにミャクミャクが「買って!買って!」とミャクミャクグッズの宣伝してたり、万博の情報が映し出されて
ど派手で賑やか。
音声アナウンスもここに出してくれたらいいのに。
駅構内のトイレは個数が結構あり
男性トイレと女性トイレの他、オールジェンダートイレ。
サインには和服を着た男女のシルエットがあるのも面白い。
駅構内も、「カームダウン・クールダウンスペース」がありました。
最近空港などでも設置場所が増えていますね。

初日はいたるところで駅員さんが大声を張り上げているほか、
警備員が拡声器で案内する声があちこちでうるさく
聞こえる友人達も「結局何を言っているのか分からない」と。
帰りの混雑はハンパなかったです。

ゲートを出てから駅まですぐ近くなのに
迂回して並び、40分ほどかかったでしょうか。もっとかな。

身動き取れない程の大混雑のなか、
なんと私はリュックのチャック全開でした。
チャックのすぐ下ポケットにお財布があり
丸出しだったのに、無事だったという奇跡。
日本で良かったw

【デジタルとアナログの塩梅とは】
万博内では、デジタルマップを使うことになっているため
歩きスマホは必至です。
ところが雨が降ると、スマホもうかつに出せず困るんですね。
雨ガッパ着ててもスマホは濡れちゃう。

“デジタル万博”と言われていますが
そもそも通信環境が悪いと機能しなかったり
スタッフが使い慣れていなければ、混乱を招きます。
遠隔手話通訳もWi-Fiがないと使えません。
案内所などには、手話通訳者もいてほしいものです。

デジタル化と技術の導入だけでなく
来場者の流れをスムーズにするための全体的な動線設計や
スタッフの適切な配置や適切なオペレーション
雨や台風が多い地域の気候や
デジタルに対応できない方々もいることを考慮して
デジタルとアナログの融合というか、塩梅が大切なのではと思いました。

なんだかんだとツッコミどころ満載でしたが
そこで働いているスタッフやアテンダントの皆さんは
一生懸命対応してくれたり、関西人のノリなのか明るくて楽しかったです。
最初にも述べたように
はじめから完璧な運営は難しいものです。
開幕直後に分かった課題をフィードバックし
今後の改善に繋げてくれることを期待したいと思います。

そんなこんなも含めて楽しかった大阪万博初日。
夜のライトアップされたパビリオンや大屋根リングは
幻想的な光に包まれ、歩くだけでも特別な時間を味わえます。
色んな人や文化や国と出会うことができる、
そこに面白さもあるのでしょうね。
初日に体験できる機会をくれた友人に感謝です。

再訪問する時はどうか晴れていますようにw
有名建築家のパビリオンや最新の技術、
ユニークなトイレ、各地の文化に触れたいです。
そして次こそは「遠隔手話通訳」で色々聞いてみたいし
万博で美味しいビールが飲みたい。

2025年4月20日のチャレンジドニュース

4月19日土曜日、神戸しあわせの村 において、今月の「チャレンジド・ドローン講習会」を開催しました。

2025年4月20日

4月19日土曜日、神戸しあわせの村 において、今月の「チャレンジド・ドローン講習会」を開催しました。

今回も、東京からボランタリーに駆けつけて下さった「国際ドローン協会 榎本幸太郎代表」を講師に、ドローン一等国家資格を取得した宮﨑みゆうさんや、発達障害の高校生男子たちと10歳の琥珀くん一家など、熱心な受講生たちが、座学と実技を学びました。

大学生になった みゆうちゃんは、そろそろ講師の勉強もしなければと、自分の飛行技術を磨きつつ、榎本講師とともに、琥珀くんらにコントロールの指導などを、行いました。

榎本講師は、防衛省の依頼により現在は自衛隊の専属ドローン講師を努めておられるだけでなく、農薬散布などの依頼を受けて全国を駆け回っておられる中、ユニバーサル・ドローン協会が主宰するこのドローン講習会のために、自腹で新幹線を利用して、神戸に来て下さっています。
本当に、頭が下がる思いでいっぱいです!!

神戸しあわせの村は、本来、ドローン飛行が禁止されている「神戸市営の公園施設」ですが、久元神戸市長が「チャレンジドの就労支援として開催する講習会であることから」特別の許可を下さって、6年間 毎月一回、講習会を続けています。
神戸市のご協力にも、感謝でいっぱいです!!

昨日は、座学の冒頭に、和歌山県でもチャレンジド・ドローン講習会を行うことを決定し、県庁上げて応援下さっていた岸本周平知事の急逝を、受講生全員で悼み、「和歌山でも頑張ろう!!」と、決意して講習を開始しました。

青空の下、受講生たちの操縦するドローンの軽やかな飛行を見ながら、ドローンがチャレンジドたちの、新たな就労のツールとして、ますます役立つ未来に思いを馳せた、ナミねぇです。

<by ナミねぇ>

2025年4月19日のチャレンジドニュース

ユニバーサル・デザインの専門家であり、自身も聴覚障害のチャレンジドである、松森果林さんによる、万博開会日に訪れた貴重なリポートです(^_^)。
長文やけど、ぜひ読んでね!!

2025年4月19日

ユニバーサル・デザインの専門家であり、自身も聴覚障害のチャレンジドである、松森果林さんによる、万博開会日に訪れた貴重なリポートです(^_^)。

長文やけど、ぜひ読んでね!!

<by ナミねぇ>

大阪・関西万博初日に行けるという貴重な機会に預かりました!

松森果林さんのfacebookより引用させていただきました。

大阪・関西万博初日に行けるという貴重な機会に預かりました!

「ミャクミャク」にハマってしまった私。キャラクターとか興味ないのに、カバンにミャクミャクのキーホルダーをつけるほど。
万博でミャクミャク堪能してビール飲みたい!

ところが、当日はやはりというか、想定内の大雨強風という悪天候。
一緒に行ったメンバー、私も含めて最強の雨女がいたので
想定内なのですw
ネガティブな意見は多くありますが
個人的にはアレもコレもネタになり、
めっちゃ楽しかった万博初日でした。

さて、私たちが入れたのは事前に予約がとれたオーストラリアパビリオンと
当日運よく予約が取れたウーマンズパビリオンのみ。
当日の予約は入場10分後に1つだけ予約できて
1つのパビリオンに入場しないと、次の予約はできない仕組みです。
場内の音声アナウンスは、QRコードをとると
リアルタイムでテキスト化されるとか。
充電の減りがハンパなく早いのでモバイルバッテリー必携。
万博内では、デジタルマップを頼りに歩きスマホ必至ですが
それも雨が降ったらスマホを出せず、戦場か。

でも各パビリオンの外観は、それぞれの国の文化や技術、
素材もふくめて独創的で、建築物そのものが展示作品みたい。
夜のライトアップも美しく、丸一日堪能しました。

ユニバーサルデザインやアクセシビリティを専門としている
わたし達が気になるのはやはりそこ。
聴覚障害の視点からのバリアは
① 音声情報を受け取ること
②コミュニケーションにおいて
音声以外での方法で受け取ることと、伝えること

このバリアはどのように解決できるのかとても興味がありました。
なのでこのレポートも主に聴覚障害の視点からがメインになります。
「万博会場はすべてがバリアフリー」だと公式WEBの
ユニバーサル情報には書かれています。
 https://www.expo2025.or.jp/universalinfo/ 

ただ、イベントでも事業でも何でもそうですが
ソフト面ハード面ともに、最初から完璧な運営は難しいものです。
実際に始めてから分かることも多く、
フィードバックを共有して改善につなげ、
アップデートを繰り返していくことが重要だと思っています。
そんなこんなのレポートを前編と後編に分けて発信します。

さてさて、そんなわたし達は開場の9時ごろ到着し、
まずはアクセシビリティセンターへ。

【アクセシビリティセンター】
車いすや歩行補助器具のほか、高齢者用イヤホンの無料貸出しや
筆談や手話による対応など様々な配慮を必要とする方への総合サービス拠点で
西ゲートと東ゲートの二カ所にあります。
「聴覚障害者に対してどんなサービスがあるのか、予約したパビリオンには
手話や字幕があるかどうか」を尋ねたかったのです。
ここでまず、聞こえないことを伝えると
『少々お待ちください』と待たされ
「しゃべり描きアプリ」を出してくれました。
スタッフが声で話し、タブレットをなぞると
なぞった後から文字がふわっと表示されるものです。
スタッフ『どんなご用件ですか?』(ふわっ)
わたし達は声を出さず、筆談で冒頭の質問。
スタッフ『少々お待ちください』(ふわっ)と
カウンターにある透明ディスプレイに案内していただき
ここでも音声認識した言葉が表示されます。
透明なので相手の表情と文字が一緒に見えるのが良いのですが
聴覚障害者側から伝えたいときは、
キーボードに文字を打ち込む方法です。高齢者は使えるかな。
その後、「遠隔手話通訳」があるとのことで
『少々お待ちください』(ふわっ)と用意してもらいました。
『こちらをご利用ください』(ふわっ)とタブレットを渡されたのですが
持ったまま手話での会話はできず、
すみっこにあったテーブルを見つけ、壁に立てかけて使用開始。
これでやっと双方向でリアルタイムで会話ができる、と
思いきや、なかなかつながらず。
『申し訳ございません』(ふわっ)とスタッフも困惑。
初日の混雑で通信障害が発生したのですね。
つながったり止まったりを繰り返し
最後には切れてしまいました。
音声認識の状態もよくなかったりで
そのたびにスタッフがタブレットに向かって話しかけ
指で曲線を描くと、ふわ~っと曲線から
浮かび上がるのは『大変申し訳ございません』という言葉。
スタッフはとても真剣なだけに
曲線からふわふわと文字が出てくるのを待つ時間、お互いにとってほぼ地獄…。
人によってはイライラしちゃうかもしれません。
最終的には、メモ用紙に手書きというアナログな方法でのやりとりに落ち着きました。
デジタル万博からアナログ万博へ。

このようなコミュニケーションのツールは
目的や環境に合わせて適切に活用したほうが良いと思いました。
アクセシビリティセンターのように
案内が中心で「早く」「正確に」が求められる場では
一般的な音声認識アプリを使い、
「しゃべり描きアプリ」はおしゃべりや、エンタメ要素のあるパビリオン等で
楽しくコミュニケーションを取るために活用したほうが良いと思います。

「遠隔手話通訳」も設置すれば良いものではありません。
安心して手話で意思疎通するためのスタンドや、テーブル、椅子、
安定した通信環境を用意する必要があります。
サービスを提供する事業者側も、そこまで踏み込んで設置してほしいな。

このアクセシビリティセンターでは何度となく
「少々お待ちください」を繰り返され、
思うようにアクセスできない状態で40分ほど費やしたでしょうか。
対応してくれたスタッフは、
どの方もとても一生懸命で真摯に向き合ってくれました。
スタッフも気持ちよくストレスなくお仕事をしたいはず。
2日目以降から、Wi-Fiの設置など対応されたようなので、
少しずつ慣れていってもらって
今後もっと改善されることを期待したいですね!

【大屋根リング!ここも大行列でしたが眺めは壮観】
並ばない万博、入場時はもちろんのこと、
万博の象徴ともいえる「大屋根リング」
ここにあがるためのエスカレーターが
ディズニーランド並みの大行列でした。
エスカレーターは全部で5か所、エレベーターは6か所程度。
でもリングに上がって見る光景は壮観です!
各国のパビリオンの特色ある建築群を上から見ることができるし
一周約2キロ、天気が良い時や夕方などは絶対美しい。
ただ、真夏の炎天下は想像するだけで恐ろしい。

リングの下からの光景は圧巻。
世界最大の木造建築物というだけあって
構造や骨組みが美しく、神社の鳥居などでも見る
日本の伝統的な「貫工法」が使われていました。
リングの下には、座れるベンチが沢山あり
雨や風がなければ良い感じ。
この日はスタッフさんが濡れたベンチを丁寧に拭いてくれていました。
自動販売機と、ウオーターサーバーも沢山あります。
柱には番号が振ってあり、公式マップの番号とリンクしています。
行きたいパビリオンは何番の近くにあるか調べれば分かりやすいですし
待ち合わせや、迷子の時なども良さそう。
夜のライトアップは映えます。

【予約なしで入れるコモンズは穴場】
雨風をしのぐために何度もお世話になった「コモンズ」は
多様な文化や価値観をもった約80の国や地域が
共同で出展する海外パビリオン。
音声ガイドサービスがあり、各国の外国人スタッフは翻訳アプリを使いこなしています。
A館、B館、C館、D館、F館に分かれ
小さなブースが沢山並ぶのですが、初めて見る名前の国も沢山。
各国の特産品の販売、カシミアを値切ったりするのも楽し
スリランカでは紅茶の試飲、美味しかった!
各国にスタンプがあり、スタンプ押してるおじさんに聞いたら
スタンプラリー用のスタンプパスポートもあるそうな。
でも販売場所はゲート近くのショップ。
今回はデジタルスタンプを集めましたが、
次回はスタンプパスポート買うぞ!

印象的だったのは、私たちが手話で話していると
アテンダントの方々が手話で「こんにちは」「ありがとう」と
声をかけてくれるのです。
この日だけで一体何人から手話で話しかけられたのかしら、嬉しい。
「雨風をしのげる休憩所はあるかどうか」尋ねると
若いアテンダントの2人は、サクサクとタブレットで
検索し、あれこれ色んな提案を出してくれました。
ありがたいことです。
同行者のご縁であれよあれよという間に某国の特別室に案内され
某国の元副大臣と挨拶し、ピンバッジをもらったり。
想定外のこともあって面白い。
ここは予約なしで入れるため、雨風をしのぐために多くのゲストで
ごった返しておりました。
座り込んでいる人も多く
むんむん蒸し風呂状態、女子トイレは長蛇の列。
外は寒いからトイレも近くなるんですよね。
でもほんと、唯一の温かな逃げ場でした。

ひとまずここまで<前編>です。
<後編>はレストランやパビリオンなどについてです。

2025年4月18日のトピックス

4月17日木曜日、NHK和歌山放送局に隣接する「吹上ホール」にて、和歌山県知事 岸本周平さんの告別式があり、参列しました。

2025年4月18日

4月17日木曜日、NHK和歌山放送局に隣接する「吹上ホール」にて、和歌山県知事 岸本周平さんの告別式があり、参列しました。

穏やかな表情で、まるで眠っているようなお顔の周平ちゃんに「周平ちゃん、いつまで寝てるん?! 起きなアカンで!」と、思わず棺を叩いて声をかけてしまいました。

急逝ということで、参列された方々全員が、まだ信じられない思いでいっぱいやったことと思います。

奥様の香織さんにご挨拶すると「あ、ナミねぇですね・・・お話は、よく聞いてました」と言って下さいました。

香織さんの、喪主としての最後のご挨拶は、愛に溢れる素晴らしいものでした。

「夫を愛していました」「誇りに思っています」「普通の遺影ではなく、若葉の中で微笑む夫の写真を掲げさせていただきました」と、顔を上げて毅然と語られ、夫 周平ちゃんへの迸るような想いが私の胸を射て、涙が止まりませんでした。

会葬の御礼状も、そんな香織さんの想いが満ちており、周平ちゃんが、知事として、夫として、香織さんと二人三脚で歩んで来られたことを、深く実感しました。

知事室の職員にお聞きすると「登庁されないので官舎に行くと、掛け布団をきちんと顎まで被って、亡くなられていました」とのことで、苦しまずに逝かれたのであろうと、少しホッとしました。

ドローン和歌山プロジェクトの開始を楽しみにしていた、みゆうちゃんとお母さんも参列され、3人で周平ちゃんを知事室に訪問した事や、和歌山県の主宰で対談させていただいた時の想い出などを、語り合いました。

周平ちゃんへの、限りない感謝を込めて、会葬御礼状の内容を下記に記させていただきます。

周平ちゃん、安らかにお眠り下さい。
そして私たちを、空から見守って下さいね。

合掌

<by ナミねぇ>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「皆様のお力添えに深く感謝申し上げます」

本日はご多用中ご会葬いただき、誠にありがとうございます。

夫和歌山県知事 岸本周平は、今和七年四月十五日、満六十八歳にて生涯をとじました。

夫は和歌山と、そこに暮らす方々のことを愛しておりました。

県知事という立場に誇りをもち、「困っている人、弱い立場にある人を支えたい。子ども達が輝ける未来を作りたい」と繰り返していたものです。新聞や本を熟読していたのも、趣味ということに加え責任感の表れだったと思います。ありがたいことに、さまざまな機会に支えてくださる方々に恵まれた喜びも、熱心さに繋がっていたのでしょう。

私にとっても大きな存在でした。冷蔵庫には私が食べやすいように切った果物を入れておく、そんなところにも溢れんばかりの優しさは滲み出ておりました。散歩も旅行も一緒、笑いのタイミングも同じ、時に見せたお茶目なところも大好きでした。夫の愛情に包まれていただけに、心にぽっかり穴が空いたように寂しくてなりません。

しかし夫が日頃から「充実した人生だ」と言っていたように、私も夫に「とても幸せでした」と伝えたいと思います。

生前のひとかたならぬご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後も変わらぬお付き合いを賜りますよう、宜しくお願いいたします。

略儀ながら書状にてご挨拶を申し上げます。

 令和七年四月十七日
 喪主 岸本香織
 親族一同

2025年4月16日のトピックス

昨日4月15日は、ホンマに悲しい一日でした。

2025年4月16日

昨日4月15日は、ホンマに悲しい一日でした。

先週、プロップ神戸オフィスで仕事中に倒れ、緊急搬送されたスタッフのお見舞いに、兵庫県災害医療センターに出向いたんやけど、待っていた医師からは「脳死」の宣告があり、併せて「臓器移植のための、臓器提供」の依頼があり、ご家族が悲しみの中で了承されるという、厳しい状況に立会いました。

また30年来の心から尊敬する友人であった岸本周平さん(和歌山県知事)が公舎で倒れ、緊急搬送されたものの、やはり死去されるという報道に接し、涙が止まりませんでした。

「周平ちゃん・ナミねぇ」と呼び合い、彼が財務官僚、私が財務省の委員という関係で「チャレンジドをタックスペイアーに!!」というミッションを共有し、私が主宰する「チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議」には、何度もパネル出演して下さったばかりが、ついには「ナミねぇ&周平のコンビ司会」まで実現しました。

和歌山県知事に就任された時は「チャレンジドに、しっかりした仕事をしていただける和歌山県にするぞ!」と、張り切っておられました。

共通の友人であり、地方創生に情熱をそそぐ、元吉本興業会長 大﨑洋さんとは、3人で何度も熱い想いを語り合いながら過ごし、私と大﨑ちゃんは知事になられた周平ちゃんから「和歌山県アドバイザリーボード就任」を依頼され、「一緒に、和歌山をユニバーサル先進県にしよう!!」と、盛り上がりました。

そのような経緯で、「和歌山県でドローンによるチャレンジドの就労促進を!!」と、先ずは周平ちゃん自身が、ユニバーサル・ドローン講習会の講師である榎本幸太郎さんからドローン操縦の手解きを受け、一等国家資格を取得した「足でドローンを操縦する 宮﨑みゆうちゃん」と榎本講師を和歌山県庁に招いて、県内の高校生たちにドローン講習会を実施し、和歌山県における「ドローン事業」が、開始したばかりでした。

こうした30年間の、周平ちゃんとの想い出が、いっぱい、いっぱい胸に溢れ、悲しみが止まらない一日でした。

明日4月17日は、告別式に参列し、改めて周平ちゃんに「ともに推進したかったユニバーサル社会の実現に向けて、ますます頑張るので、天国から見守って下さいね」と、話しかけたいと思っています。

亡くなられたスタッフ、そして周平ちゃん、大切な友人であったお二人が、安らかに眠られることを、心から祈るナミねぇです。

合掌

<by ナミねぇ>

2025年4月9日のトピックス

4月9日水曜日、防衛省(増田和夫事務次官)において「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました。

2025年4月9日

4月9日水曜日、防衛省(増田和夫事務次官)において「ユニバーサル社会を創造する事務次官プロジェクト(勉強会)」を開催しました。

今回のテーマは「LET’S EXPO ~行こう、あきらめていた人と~」。

高齢や障がいで、万博に行きたいけど不安・・・という方々に、会場で様々なサポート活動を行う、「東京トラベルパートナーズ(株)」の紹介でした。

東京トラベルパートナーズ社長の栗原茂行さんと、プロジェクトリーダーの村上弘祐さんという若いお二人が、国家的な行事である万博を、必要なサポートを受けながら楽しむことが出来るようにと、熱い思いで取り組んでおられる、実践をお聞きしました。

数百人に及ぶ、ボランティアスタッフを統括しながら、間も無く開会する万博会場での活動計画に、参加された各省事務次官はじめ官僚の皆さんは、身を乗り出して聴き入っておられました。

「行きたいけど、不安」という方は、ぜひ身近な万博窓口で、トラベルパートナーズのサポートの活動について、問合せていただけたら嬉しいです(^_^)。

☆ by ナミねぇ☆

2025年4月7日のトピックス

「スウェーデンの歌姫 レーナ・マリアさん」が、大阪女学院のヘールチャペルでコンサートを行われることを、レーナさんとメール交換してる弟のビリー(米国アリゾナ在住のカントリーミュージシャン)から聞き、会いに行きました(^_^)!!

2025年4月7日

「スウェーデンの歌姫 レーナ・マリアさん」が、大阪女学院のヘールチャペルでコンサートを行われることを、レーナさんとメール交換してる弟のビリー(米国アリゾナ在住のカントリーミュージシャン)から聞き、会いに行きました(^_^)!!

レーナさんの大ファンのナミねぇは、2008年、神戸で大規模なレーナさんのコンサート(愛と勇気 レーナ・マリア コンサート)を開催したんやけど、久しぶりの再会に、思わず駆け寄って、ハグしてしまいました!!

両腕欠損(みゆうちゃんと同じね)で、足で電動車いすを操るレーナさんは、いつも若々しく、美しく、そして暖かい笑顔で、まさに「スウェーデンの歌姫」のニックネームにふわしい女性です。

再会の後、すでに他の予定が入っていたので、ハグのみという短い時間やったけど、「またメールで、ビリーを介して連絡を取り合いましょうね(^_^)」と、英語の出来へんナミねぇを気遣って下さるレーナさんの足と握手(笑)して、ヘールチャペルを後にしました。

帰路、レーナさんのコンサート会場に向かう、たくさんの来場者の方々とすれ違い、彼女の、日本における人気を改めて嬉しく実感した、ナミねぇです。

レーナさん、これからもお元気で、ますます活躍して下さいね!!!

☆ by ナミねぇ☆

2025年4月4日のトピックス

「神戸医療福祉センターひだまり」に、マキ(麻紀)の面会に行きました。お天気で暖かかったので、車いすを押して、お散歩しました。

2025年4月4日

「神戸医療福祉センターひだまり」に、マキ(麻紀)の面会に行きました。お天気で暖かかったので、車いすを押して、お散歩しました。

桜のシーズンのお散歩は、すっごく気持ち良くて、マキ(麻紀)も穏やかな表情で、春風を満喫しました(^_^)。

センターに戻って、屋上に上がったら、少し雲が出てきて、しばらくすると小雨が降り出しました。

春の天気は変わりやすいんやね。

ひだまりの職員の皆さんに、温かく護っていただき、元気に過ごすマキ(麻紀)との面会は、ナミねぇにとって至福のひとときです(^_^)!!

これからも、たくさんの方々の応援と支えをいただいて人生を送って行く、52歳の娘と、あと3年で80歳になるオカンを、どうぞよろしくお願いいたします!!!

☆ by ナミねぇ☆

2025年4月3日のチャレンジドニュース

朝日放送の「ニュースおかえり」で放映された、みゆうちゃんの特集がYouTubeで公開されました!!

2025年4月3日

ABCテレビニュースチャンネルよりシェアさせていただきました

【誰もが空を飛ぶ夢を見る】生まれつき両腕に障害がある18歳の少女 ドローンの国家資格を最年少で取得 高校生最後の挑戦に密着【newsおかえり特集】

生まれつき両腕に障害がある18歳の高校生。難関と言われるドローンの国家資格を最年少で取得し ドローンパイロットとして活躍しています。そんな彼女の”高校最後の挑戦”を追いました。 (2025年3月28日放送)

2025年3月26日のチャレンジドニュース

宮﨑みゆうちゃんが、白浜アドベンチャーワールドを空撮した動画公開の、プレスリリースです。

2025年3月26日

画像をクリックで大きな画面でご覧いただけます!

宮﨑みゆうちゃんが、白浜アドベンチャーワールドを空撮した動画公開の、プレスリリースです。

上の画像をクリックしていただければ大きくご覧いただけます。ぜひ観てね!!

<by ナミねぇ>

白浜アドベンチャーワールド ドリームデイ・アット・ザ・ズー のサイト

https://aws-dream.com/